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2/23

2月23日火曜日。そういえば今日は、富士山の日らしい(223でふじさん)。

静岡にいると、東京にいる時よりも富士山との距離が物理的にも、精神的にも(身近って意味で)近い。富士山に癒やされる日々、という感じはある。

今僕は、小さくて若い、まだ名前を言っても誰一人知っていてくれていない、某コンサルにいる。んでもって、勤務先は静岡の某お客さん。

仕事はそのお客さん社内のあるシステム刷新プロジェクトの支援。

今まさに、展開フェーズのまっただ中で、経営層からトップダウン的に情報が降りていくので、まずその経営層向けに「なぜ変わる?」「どう変わる?」を説明して理解と共感を得て、プロジェクトを進めていく必要がある。

つまるところ、まさにチェンジマネジメント的な支援をしているのである(方法論が十分に通用しているかどうか、ちゃんと使えているかどうかは別として。)

それで、今属しているお客さん先の部署の部長が、その説明行脚をしに行かなきゃならんので、僕はその部長のために手となり足となり、日々資料を作ったり、課題やスケジュールの管理をしたりしている。

 

なんだかんだはや2ヶ月近く経とうとしている中で、少しずつ仕事にも慣れ、膨大な作業量にも慣れてきたが、ここにきて今日初体験があった。

説明資料はパワーポイントで作るのが普通だけど、先日経営層(しかもかなり上の立場の人)がこれまでの方針に異議を唱えたことで、カウンタープラン的な説明(説得?)をせねばならず、という理由があり、今回に限っては「フリップボード」を使うことになった。

 

フリップボードは縦1.5m、横0.8mぐらいの長方形。

パワーポイントやエクセルのシートを印刷して、ここにペタペタ貼っていく。

表に3枚、裏に3枚計6枚あるが、1枚のボードにA4であれば10枚ぐらいは貼れるサイズ。

長年使われているものらしくて、2011年のものっぽい資料がまだ貼られていた。剥がすのにも一苦労だった。

 

 

部長からフリップボード作成の指示があったのが先週木曜日で、まずはエクセルで構成案を作成し、部長の部下(お客さん)に確認してもらって、メールをしておいた。部長は木金と不在だったので、週末で目を通しておいてもらえていたと思っていたのもあり、月曜の夕方部長が来るまでに、そのエクセルを基にせっせと製作していた。

カッターを使ったり、切り貼りしたりと久々の感覚で楽しさも感じた。

 

ところがどっこい、月曜の夕方部長が来て、「全然ダメ。やり直し」と言われた。

構成も使うスライドも何もかも覆された。

 

「いやいや、それなら送ったエクセルもっと早い段階で見て返信くれよ・・・」とは内心思った。理不尽だなとも思った。でも、気持ちは押し殺して構成を再検討して、夜もう一度部長に出し、GOサインをもらった。

 

で、今日1日中製作していたが、部長がかなりこだわる人ということもあり、せっかく貼ったものをあっちこっちに貼り直し、その度に紙が破れて印刷して・・・というせわしない1日だった。

最後に部長からOKをもらい事なきを得たが、帰りの電車で先輩(うちの会社の先輩)から2つのアドバイスを貰った。

 

・わからない、作業が間に合わなそう、なら聞け。相談しろ。

→会社に入ってもうすぐ1年になるとはいえ、まだこんなことを言われているようじゃダメですね。。。自分では色々聞いているつもりでも、わかったふりをして自分を納得させようとしている。

結局このことの本質は、「自分を悪く思われたくない」「失敗したくない」が根底にあるのだと思う・・・。先輩をもっと信頼して、ぶつかっていかないと。

そうでないと、先輩を悲しませることになる。わからないことがあれば気持ち悪くて帰れない、ぐらいの気持ちを持たないと、この先上に立って全体を見ることだってできっこないだろう。

もともと今回のボード作成も、先輩からの指示で僕がオーナーシップを持ってやると最初に合意したのだが、結局先輩主導で進める結果になってしまった。自分から能動的に聞かなかったので、先輩も心配して手を出してくれたのだと思う。

オーナーシップを持てば持つほど、不安になるし相談もするだろう。まだまだ自覚が足りないな、「やらされてる感」「作業者マインド」が強いな、と気付かされた。

 

・今あるものを鵜呑みにしすぎるな。疑問を持て、疑え、本質を問え。

→資料作成時には、これまで蓄積された資料を転用したり、それを参考に新たな資料を作成したりするのだが、その資料も必ずしも正しいとは限らない。

説明相手に応じて、「この資料は本当にこれでいいのだろうか・・・?」と思わないと、本質を見失ってしまう。

ただ単に「あの資料を使ってこうこうこういう資料を作ってくれ」と言われたときに、そのまま作ってちゃ「自分」がない。上にも書いたようにただの「作業者」でしかない。

 

もっと考えないと。「なぜこうなのか」「どうすればもっとよくなるか」を追求していきたい。適度にこだわりを持って、どうすればよりよいものが作れるのか、考えていきたい。

何よりも今は、自分のことを見て、考えて、フィードバックをくれる先輩のために頑張りたい。うちの会社には新人賞的なものがあり、2年目までの社員に受賞資格があるのだが、先輩はいつも「sawalot君には新人賞を獲らせる」と言ってくれる。先輩に応えたい。

そしてその先に、直接のお客さんである部長や、お客さんの会社の人を少しでも幸せにできるのかなと思う。

がむしゃらにやってやろう。

 

 

フリップボードの作成は、色々と考えさせられた。

普段デジタルなパワーポイントを使っているからこそ、アナログなものの中に発見があるのだな〜と実感した。

 

長くなりすぎた。以上。