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権限と、責任

最近仕事を進めていく中で、「権限」と「責任」を意識する場面が多々ある。
自分は(最近下が入ってきたとはいえ)まだまだ甘ちゃんで、
やっと自分で仕事を作って、自分の範囲で仕事を進めることができるようになったぐらいのレベル。

自分で仕事を作れるようになってきた以上、見える範囲も広がってくるわけで、

「もっとこうしたら仕事が前に進むんじゃないか」
「もっと効率的なやり方があるんじゃないか」
とじゃんじゃん自分から成果物を作り、必要な範囲で周囲の人にアプローチし、打ち合わせの時間を貰い合意形成をし・・・と(ある程度)自律的に、能動的に動いているつもりである。


まだただの「指示待ち人間」でしかなかった頃、同期のヤツが、

「オレは物事を前に進めるんだったら手段は選ばない。嫌われ役になってでも、とにかく物事を前に進める」
と豪語していて、実際に成果も出していた(一番昇進が早かった)。
そいつのプロジェクトはなかなか要求が高く、先輩がばったばった(精神的に)倒れていくような環境だったので、頼れる人もいない中必死に目の前のことを解決し続けていったのだと思う。

自分はぬるま湯に浸かっていたなあ、今も浸かっているなあと思う。


ただ、そいつに刺激された自分がいた。

単純にかっこ良かったし、同期の中でもちょっと尖っているそいつみたいに、自分もなりたかった。憧れがあった。

だからこそ仕事を作って自分で進められる立場になった今は、
「少しでも物事を前に進めるために、やるべきことを厭わずやるのみだ!もう嫌われても知るか、物事が前に進めばそれでいいんだ!」
と意気込んで仕事ができている、と思う。

今まで頻繁に上司に相談していたのだけど、最近は自分1人で突っ走って物事を進めようとしていた節がある。
(今ハマっている某海外ドラマの影響もあるかもしれない。笑)


周りの反応ばっかり気にしながら生きてきた人生だから、この感覚はなんだか新鮮で、毎日がわりと充実している気がしていた。

(もちろんその裏では「誰に・誰から話をした、していない」「誰の合意を得た、得ていない」などの煩雑な承認手続きといった大企業の論理にイライラすることも多いが。)

 

そういうわけで最近はブレーキをかけるのを忘れていたのだけど、
お盆休暇明けにふと、
「こんなやり方で本当にいいのだろうか・・・?」と思い始めてしまった。
「こんな自分勝手に色々進めていって、本当にいいのだろうか?上司とか、お客様とかに嫌われたりよく思われてなかったりしないだろうか・・・?」と不安になってきたのだ。

不安に駆られ、とりあえずGoogleで「部下 勝手な行動」等と検索してみた。
色々見ていくと、特にいつもよく読んでいる"Books & Apps"の記事が印象的だった。

blog.tinect.jp

読み進めていて、”自分から動くこと”と”自分勝手に動くこと”は本当に紙一重だな、と感じた。
その違いって、結局は自分の権限を自覚していて、”その権限の範囲内で””自分から動くこと”こそが求められているのだなあ、と。

 

今のこのモヤモヤは、結局「自分自身の権限」が何なのかわからず、自分の判断で何をして良くて、何をしてはいけないのか、が自分でもわかっていないのが問題なのではないか、と感じた。

この点、今はお客様のチームの一員として入っており、指揮命令系統が2通りある(お客様→自分、自社の上司→自分)ことも1つの要因なのかな、と。

 

自分自身の権限は、きっと色々試しながらやっていくしかないのかなとは思うけど、
結局失敗したときに尻拭いしてくれるのは上司。自分1人では何も責任を取れない。

だからこそ、なるべく自分1人でやろうとするのではなく、何か行動をする前には相談して報告して、という当たり前のことをやっていかなければなあと思う。
じゃないと、「あいつには任せられない」となって、信用を失うよね・・・。
某ドラマで上司が部下に「過程はどうでもいい。結果だけ聞かせろ」と言うシーンがあって、それが「かっこいいじゃん、これこそがあるべき仕事のやり方じゃん」と思っていたけど、それは信用あってこそなんだよね(そりゃそうだ)

 

お客様に自分の判断だけでぶつかるのではなく、まずは自分の判断を上司にぶつけてみる、という過程を繰り返していくことこそ、今できることなのかな、と思った。

 

なんか、ごちゃごちゃになってしまったけど、終わり。笑