一流の器用貧乏になりたい

「器用貧乏」であることはきっと良いことだ。

2023年のコロナ感染記①(感染前日〜感染後2日目まで)

「コロナ禍」になって約3年半。
いまだに一度もコロナに感染したことがなかったのだが、2023年6月、ついに感染してしまった。

これまでインフルエンザや溶連菌感染症など、様々な感染症の罹患経験があるが、
今回のコロナ感染は予想以上に辛かった。
何なら、これまでの感染症の中でも最もきつかったのではないか、と思うぐらい。

「コロナはただの風邪」とどこかの政治家(候補?)が言っていたけど、
少なくとも自分にとっては「ただの風邪」レベルのものではなかったと思う。

何事も記録しなければ、すぐ記憶から抹消されていってしまうと思うので、
まだ記憶が新しいうちに「コロナ感染記」として残したいと思います。

そもそも、私について

今回のコロナ感染記の前提情報として、私の情報をば

  • アラサー男性、妻と2人暮らし
  • 自分も妻も、コロナ感染経験はなし。私の実家もほぼ感染経験者ゼロ。
    妻の実家は義両親が2回ずつかかっている。
  • 都内のスタートアップに勤務(4月に転職したばかりで、今の会社の勤務期間は実質2ヶ月ちょい)。出社は週2ペース
  • ワクチンは3回接種済(モデルナ・モデルナ・ファイザー)。最後の接種は2022年4月

感染前日まで

「勤続疲労」と「瞬間的な忙しさ」による疲れが溜まっていた

特に前者の要因が大きいのではないか、と考えている。
ちょうどコロナに感染したタイミングは、転職して約2ヶ月が経過し、
だんだんと仕事も覚え始め、任せてもらえる範囲も増えてきていた時期。

前職と全く違う業界・職種ではないものの、
やはりサービスや顧客の理解等はなかなか一朝一夕ではいかないため、どうしても焦ってしまっていた。

右も左もわからない状態だったところから少しずつ脱却し、
「何とか早く1人前にならねば」「採用してもらった以上、期待に応えねば」と沢山の仕事を引き受けていた。

※転職後の気持ちの持ち方、みたいなものはまた記事をアップしたい。

社員との飲み会は、もちろん、ほぼ皆勤賞。
オンラインでの働き方がメインなので、オフサインで繋がりを作っておきたいと思っていたし、
前職までの経験から「顔見知りをいかに早く、かつ多く作れるか」こそが
スムーズに仕事を運ぶ大きな要素だと思っていたので、積極的に参加していた。

このように、慣れない仕事×慣れない人間関係が続き、
肉体的・精神的にも疲れやストレスが蓄積されていっていたように思う。

また、コロナに感染した前の週は特に仕事が忙しく、早朝に起床してタスクをこなす、ということもしばしば。
さらに、都内某所で行われた企業向けの展示会にも参加。
不特定多数の人と1日中ぶっ続けで喋り倒したことで、喉も少しやられ始めていた。

環境変化や外部要因も相まって、要は満身創痍になりかけていたのである。

感染前日に、慣れない筋トレで体を追い込みまくった

転職前の有休消化で3キロほど太ってしまった。
その後も忙しさにかまけて大した運動もせず、食事も変えず・・・

危機感を覚え、数年ぶりに近所のスポーツジムを契約。
そのままテンションも上がり、ここ数年ほぼやっていなかった筋トレに勤しんだ。

特にフリーウェイトを1時間ぐらいみっちりやったのだが、
この日はかつてないほどに調子が良く、きつさや筋肉の痛みをほぼ感じなかった。
(今考えてみれば、体は痛みを感じられないような状態になっていた、ということですw)

なんとなく喉に違和感+体が熱っぽい

前置きがだいぶ長くなってしまったが、
仕事の疲れが溜まっている中で筋トレにより体を追い込む、という超ドM行為をやった結果。
案の定、体が熱っぽく、また喉(上咽頭)にも少し違和感が。

「一晩寝れば治るだろう」と思い、葛根湯とビタミン剤を飲んで早めに就寝した。

感染初日

37.5度の微熱と頭痛・だるさ

月曜日の朝。
起床すると体がフラつく。頭も痛い。熱っぽさはまだ続いている。

体温計で測ると37.5度。微熱である。
とにかく頭痛と体のだるさが耐えられず、会社に休み連絡を入れる。

妻を仕事に見送り、ベッドにダイブししばらく横になるが、あまり寝れない。

グダグダしている間にお昼になった。
スタミナをつけようと近所のガッツリ系の定食屋で、
これまたガッツリニンニク系の豚キャベツ定食を食べる。うまかった。

夜まで頭痛とだるさは続くが、横になってもなかなか寝付けないため、
スマホを見ながら怠惰な時間を過ごした。

深夜に突如熱が上がる

就寝後、熱が上がり始めたのか、
1〜2時間おきに目が覚める。喉が乾き、頭がぐわんぐわん回る感覚。
これは熱が高いな、と思って測ると「38.5度」を計測した深夜3時半。つら。

到底深い眠りには及ばず、気づけば外は明るくなっていた。

感染2日目

陽性判定

朝6時半に体温を測ると39度近くまで上がっていた。
これは尋常じゃないな、もしかするとコロナかも?と思い始めたのはこの時。

ただ喉の痛みや咳は全くなかったので半信半疑だったが、
とにかく病院で診断してもらおうということで、朝イチで耳鼻科へ。

診察室に入って軽く説明するなり「検査・・・しますか?」と言われ、
即、鼻の中に綿棒を入れられ検査開始。

先生の決断、めっちゃ早かった。すごかった。

20分ほど待たされ再度診察室に呼ばれる。先生の手には白いプラスチックの板が。

「これ見てください・・・陽性です」
ついに陽性キターーーーー!!

わざとらしくマスクの位置を直す看護師さん。申し訳ない。。。

5類になったがゆえに、特に保健所への報告義務等もないため、
「お薬出しますので、安静にしてくださいね」とだけ言われる。
(なんだか拍子抜け。)

結局、解熱鎮痛剤(ロキソプロフェン)、痰を出しやすくする薬、咳止めなどを処方され、そそくさと帰宅。
朝食後に処方された薬を飲み、あとはひたすら寝ていた。

38度を超えてくるともはや頭痛や体のだるさを通り越して、
頭の熱さでだるい、という感覚になってくるためいくらでも寝れる。

午後になって解熱鎮痛剤の効果もあり少し熱は下がり始めた。
だが、喉の違和感は増す一方。徐々にウイルスの猛威を感じ始めたのだった・・・。

 

<3日目以降は別記事で>