「今時の20代中盤」のSNS事情
最近、特に40代ぐらいの方と話しているとよく聞かれるのが、
「今時の若者ってSNSとかどうやって使ってんの?」
という質問。
Facebook、Twitter、LINE、Instagramと色々なSNSが出てきて
かなり生活の一部として定着しているけど、
自分も含め周囲の使い方は実際この数年でかなり変わってきている気がする。
結構最近の統計データだと、
一般的には【Twitter>Instagram>Facebook>LINEのタイムライン】の順だそうだ。
(出展はこちら)
mmdlabo.jp(LINEのSNSとしての使い方はたしかにタイムラインなのかもしれないけど、
LINEの本体であるメッセンジャー機能そのものを”SNS”として分類して良いかは謎)
年代別でも結構特徴が出ていて、
高校生・大学生だとTwitter>Instagram>LINEのタイムライン>Facebook
20・30代だとTwitter>Instagram>Facebook
だそうで、1位Twitter 2位Instagramはほぼどの年代でも不動なよう。
今回の調査では40代以上は対象外だったので分からないが、
実感値として40代以上はTwitter>Facebookになるような気がする。
SNSの使い方には相当個人差があるんだろうけど、
じゃあ自分はどう使っているか/使い分けているかと考えてみると、こんな感じ。
LINE
もっとも利用頻度の高いメッセンジャーアプリ。
1対1または1対多のクローズドなコミュニケーション用。
というか、ほぼメッセンジャーアプリとしてしか使っていない。
(一時期、LINEpayとか使っていたけど)
友だちは今日時点で530人、グループ数は81。
多い方なのかはわからない。
実際にコミュニケーションをとる人は数十人だし、動いているグループも10ぐらい。
あとはグループのアルバムに写真が残っているから消せない的な感じ。
社会人になってから友だちはあまり増えていない。
というのも、社会人になって知り合った人はFacebookの友だちになることが多く、
やり取りをするのはFacebookメッセンジャーが中心。
だから、LINEの相手は高校大学時代の友達や前職の同期、家族や彼女などが中心。
LINEにおいて”SNS”と言うべき「タイムライン」は、
自分は一切投稿しないし、ほとんど見ない。
500人を超える友達がいても、誰も使っていない印象。
タイムラインはだいたいこんな感じで公式アカウントや広告ばかりが占めている。
あとは、友だちの「プロフィール画像変えました」通知ぐらいかなあ。
一言で言うと「自分の公式ページ」というイメージ。
一時期は更新していたけど、
最近は「自分の経歴や人となりを(年代問わず)色々な人に知ってもらうためのツール」「自己紹介ツール」ぐらいの位置付けになってきている。
Facebookで友だちになることで「あ〜あの人◯◯大学なのか」とか「◯◯県出身なのか」とか、その人の人となりを知れて話題が広がる、ぐらいかな。
知らない人と仲良くなるととりあえずFacebookを交換する。
自分の場合、今の友だちは700人ぐらい。
(転職して前職・現職の人と友達になりまくったら、この1ヶ月で一気に50人ぐらい増えた)
700人いるが、アクティブに投稿している人は多くても2-30人ぐらい。
外国人の友だちはわりとアクティブかな。
日本人の友だちは9割ROM専、あとは「結婚しました」「転職しました」報告用。
年代的に特に結婚報告が多く上がってきていてつらい。
泣きながら「いいね!」を押す。
自分から投稿するのはなんとなく億劫。
別に誰か見ているわけじゃないんだけどね。
700人も有象無象の人と繋がっていると、迂闊に発言できねえな、という肝っ玉の弱さ。
基本的にタイムラインはフォローしている企業のFacebookページの投稿(僕の場合ANAとか、日経ビジネスとか、自分の会社とか)や広告ばかりが占めている。
最近増えたのは「◯◯さんが◯◯イベントに興味を持っている」とか、「◯◯さんは◯◯イベントに参加予定です」とかのイベント関係の通知。
投稿されるのを知らずにボタンを押してるのか知らんけど、めっちゃイベント通知が来る人がいて、その人の興味なんか知らんわ、という感じにはなる。
あと、たまにFacebookメッセンジャーを使う。
LINEを知らなくてFacebookだけで繋がっている、という人も多いし。
外国人と繋がる時はFacebook一択なので、
突然出てきて一気にFacebookユーザーをかっさらっていった印象。
(Facebookの子会社だよねというのは置いておいて)
同年代はかなりアクティブ率高かった(過去形)。
「インスタ映え」とかの言葉が出てきてから、ヘビーユーザーとライトユーザーの差が大きくなった気がする。
投稿する人はめちゃくちゃ投稿するし、しない人は全然しない。
そして、鍵付きのアカウントがめっちゃ多い。
これも日本人ならではなのかな・・・。
インスタも相変わらずのROM専。
でも、グルメとか好きなのでグルメアカウントとかをフォローして、行きたい店をピックアップする時に使ったりしている。
自分で投稿するのは半年に1回ぐらい。
旅行行った時の備忘録、良い写真が取れた時の承認欲求を満たす場になっているw
投稿しなくてもストーリー(24時間で投稿が消える機能)を使う人は多い印象。
ストーリーは消えるのでシャイな日本人でも使いやすいのかもね。
(Facebookにもストーリーがあるけど日本人は誰も使っていないw)
先月海外旅行に行って色々な国の人と友だちになったけど、
「インスタ映え」的な言葉・場所は各国にあるらしく、どこの国も変わらないらしい...。
上にあげた統計調査でもそうだけど、やっぱりTwitterを一番ヘビーに使ってるかな。
(LINEのメッセンジャーは除く)
僕の場合3つwもアカウントを持っていて、
① 大学生の時から使っているリアルな友だちと繋がる用
② リアルな友だちの中でも特に親しい友だちと繋がる用
(1つ目のアカウントがフォロワー250人ぐらいになり、言いたいこと言えなくなってきた感じがあるので作った。その意味ではFacebookと対して変わらないw)
③ 社会人になってから作った、情報収集用&知らない人と繋がる用。
最近は③ばかり見ているし、③で適当につぶやきまくっている。
つぶやきまくっていると勝手にフォロワーが増えて(といっても70人程度だけど)、仲良くなった人もできた。
③では自分の興味関心に近いアカウント(僕の場合は経営とか事業とかキャリアとか意識高い系のアカウントから、お酒のアカウント、あとは同年代の同じような境遇の人たちのアカウント)をフォローしていて、
朝起きてすぐ、通勤中、仕事中のトイレ、帰宅中、ご飯食べながら、寝る前、と最低15回ぐらいはタイムラインを見ていると思う。
自分の知らない情報、特に普通にしてたら得られない生の情報を沢山得られるのがTwitterの良さなのかなあと。
Facebookを使わなくなった友だちでもTwitterは使い続けているという人は多い。
まとめ
こうして自分のSNSの使い方を改めて整理してみると、
・「投稿」している度合いで言えば
LINE(メッセンジャーとして)>Twitter>Facebook>Instagram>LINE(タイムライン)
・「閲覧」している度合いで言えば
Twitter>Facebook=Instagram>LINE(タイムライン)
という感じが感覚的に正しいかなと。
他の20代の人の使い方も知りたいものだ。なんなら他の年代の人も。
よく、「最近の高校生はLINEを使わずインスタを使っている」的な話を聞くけど、本当なのだろうか。誰か教えて。